Last update:2014/9/11
おいしい水と健康について
人にとっての水の必要性
一日に必要とされる水の量は年齢によって異なります。
年を取れば取るほど体内に蓄積される水の量が減少しますので、適度に水を飲む必要があります。
(人体の水の割合)
新生児・幼児:70%〜80%
成人:55%〜70%
老人:50%〜55%
肥満体:50%
やせ体:60%〜70%
人間の体は通常の体型の成人男性で2/3程度が水で占められています。
女性の場合には体脂肪が多い分、多少水の割合は少なくなります。
(水の必要量)
スポーツなどせず、日常生活をしているだけでも、汗や尿で失われた水分を補給するために
1日に2リットル程度の水を摂取しています。
ただし、2リットルの全てを飲み物から摂取している訳ではなく、その半分は食事から摂っています。
(水分補給)
のどが渇くというのは脱水症状になりかけている事を脳が感じている証です。この時点で水分を補給しても、発汗ですでに失われている水分の2/3程度しか補給できないようです。
水分は体内に蓄えられにくいので、一度に大量の水分を補給してもあまり効果はありません。
数回に分けて補給する必要があります。
(水の選び方)
汗は99%水で、1%程度はナトリウムと電解質などです。
従って、市販のスポーツドリンクは塩分や糖分が多すぎます。
水は小腸で吸収されますから、糖分が多いと胃に停留する時間が長くなり内臓に負担をかけます。
ナトリウムや電解質を摂るにはミネラルウォーターの中でも硬水が良いのですが、
日本の水は軟水のため、硬水は日本人には慣れなておらず下痢をする人もいます。
ミネラルウォーターを選ぶ際には自分の身体に合ったお水を選んで下さい。
最近では、家庭に一台浄水器の設置というのが一般的になってきました。
水を飲んでダイエット
水による「水ダイエット」という言葉を聞きますが、はたして水を飲むことで本当にダイエットはできるのでしょうか。
結論から言えば水を飲むこと自体ではダイエットは出来ません。
ただ、結果的にダイエットを促すことはあります。
やせている人と太っている人の体内水分の割合の違い
成人の場合、体重の60パーセント前後は水分ですが、やせている人よりも太っている人の方が体内の水分割合が少ないと言われています。肥満体となると水分の割合は50パーセント程度まで落ちるようです。
水を飲むことはダイエットに繋がる
「水太り」という言葉がありますが、水はノンカロリーなのでどんなに水を飲んでも水が脂肪に変わる事は
ありませんし、余分な水分は汗や尿として外部に排出されます。
むしろ水を多く飲めば胃がいっぱいになるので食欲がなくなり、結果的にダイエットにつながることもあります。
ですが飲みすぎは身体によくありません。
詳しくはコチラ「ミネラルウォーターも摂り過ぎは良くない。」
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Last update:2018/6/19
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